フローリングの張り替え工事はもはや不要!
フローリングリノベーションがもたらす環境保全
フローリングの経年劣化やイメージ刷新にあたり、床の張り替え工事をお考えになる場合、床材を全て剥がして新しく張り替えることを想定されると思います。
大掛かりな工事に高いコストが必要とされるため、なかなか実施に移せない方も多いのではないでしょうか。
そうしたお困りごと全て解決できるのがBonaのフローリングリノベーションです。
現状の床材を剥がすことなくそのまま活かし、まるで新しく張り替えたかのような仕上がりを実現。
施工費の削減、さらには環境負荷へも大きく貢献します。
フローリングを張り替えない、リノベーションする新たな技術
Bonaは環境先進国スウェーデンを本拠地に、フローリングリノベーションの施工・製品開発を行っています。最大の特徴と言えるのは、傷んだ床材をまるで真新しいものへ張り替えたようなリノベーション技術にあります。
古くなった床材を剥がして張り替えるのではなく、既存の床材、素材をそのまま活かします。
まずサンディングによって傷や汚れを取り除ききれいにした後、コーティングして仕上げていきます。
このBonaの開発した特殊なコーティング剤によって、カラーを変更したり、光沢を変えてフローリングの質感を変えたり、まったく新しいフロアイメージへ変化させることが可能になりました。
フローリングリノベーションによる、環境負荷の軽減
フローリングリノベーションは、これまでの張り替え工事に比べ、環境への負荷が大幅に軽減することが分かっています。
フローリング資源の節約
張り替え工事の場合、古くなったフローリングを剥がすことで廃棄物が発生、さらに新しく張り直すために天然資源である木材を伐採、加工してフローリング資材を用意する必要があります。
しかしBonaのリノベーションは既存のフローリング素材をそのまま利用するため、新たな床材を使用することはありません。
フローリングはまるで新品のように生まれ変わり、廃棄物が大幅に減少し、森林資源を守ることも可能にします。
リノベーションによって、二酸化炭素排出も軽減
張り替え工事を行う際、その施工にかかる二酸化炭素の排出量は、1㎡あたり6.63kgかかります。しかしリノベーションであれば、1㎡あたり1.42kgの排出量となり、約79%もの二酸化炭素排出を抑えることができるのです。
例えば50㎡のフローリングリノベーションにおいては、東京-大阪間を車で往復する際(約1,100km)の二酸化炭素排出量と同等量の削減効果となります。
フローリングをリノベーションすることで、地球温暖化の一因となる二酸化炭素の排出軽減につなげることができるのです。
※二酸化炭素排出量の計算は、第三者機関であるスウェーデンの床材研究所、IVL研究所とBona社との共同研究による
エネルギー使用量も、フローリング張り替えに比べ大幅削減
フローリングリノベーションは、一次エネルギー資源の削減にも大きく役立っています。
資源調達・材料生産・現場施工関連・運搬などに必要とされるエネルギーを換算したところ、張り替え工事で必要とされる一次エネルギーは340MJ/㎡なのに対し、リノベーションの場合は15 MJ/㎡に留まり、約95%ものエネルギー使用量削減の効果を生み出すことが分かっています。
※エネルギー使用量の計算は、第三者機関であるスウェーデンの床材研究所、IVL研究所とBona社との共同研究による
健康面にも配慮した環境対策
Bonaのフローリングリノベーション技術は、環境対策と同時に人々の健康や安全面の観点にも配慮されています。
サンディングによる粉塵発生を抑制
既存のフローリングをサンディングする際に、細かい木粉塵が大量に発生します。周囲の環境を著しく汚すため、周囲の養生作業にも労力を要します。
さらにこの微細な木粉塵は、直接体内に吸い込まれることで健康被害が引き起こされる恐れがあります。
現在、日本産業医学会で定められている木粉塵許容量は4mg/㎡ですが、Bonaのサンディングシステム利用時に発生する木粉塵の量は0.1mg/㎡に抑えられています。
この低い数値は、サンディングの作業下においても、普通のオフィスと変わらない、ほぼ粉塵のない状態であることを意味します。
世界基準の安全性を認められた「GREENGUARD Gold」「SAFER CHOICE」を取得
Bonaの製品は、世界で最も厳しい化学物質排出基準を定めているといわれる「GREENGUARD Gold」を取得。
より低いVOC(揮発性有機化合物)の放出レベルを求められる、製造工程審査と定期検査に合格し、健康的な室内環境の実現を可能にしています。
また、アメリカ環境保護庁EPAの評価による「SAFER CHOICE」の認定も受けています。
これは化学物質における人体および環境への負荷を低減するための基準を満たした製品として認められているという証です。
他にも、各国で定められている各種認証試験を通過、Bonaはその安全性や環境配慮の高さを世界中で認められています。
フローリングの張り替えでは実現できなかったコストカットが可能に
コスト面でも、フローリングの張り替え工事に比べ、リノベーションでかかる費用は大きく削減することができます。
人件費・原材料費・運搬費・施工関連費など様々な経費を含め、張り替え工事に比べ40%のコストカットを実現しています。
フローリングリノベーション 施工方法
フローリングリノベーションは主に下記作業手順で行います。
①研磨
フローリングに付着したシミや汚れ、傷の除去を行います。
②ライトサンディング
フローリングの表面を磨き上げて平滑に整えます。
③塗装
水性ウレタン塗料3回塗り、コーティングを施します。
作業詳細は下記の動画からご覧いただけます。
フロアリノベーションを通じてBonaが行っている環境活動
Bonaは1919年の創業時より、よりよい世界の実現に向け、一貫してサステナビリティの重要性をうたい続け成長を遂げてまいりました。
SDGs
2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標」であるSDGs。17のゴールのうち、Bonaでは3つに注力しています。
Bonaは製品作りだけではなく、従業員の労働環境改善や地域のインフラ整備などを通じ、地球の環境・健康を守る生活の実現に向けて活動しています。
EUグリーン・ディール
欧州委員会は、気候変動や環境問題の課題克服のため、クリーンな循環型の経済に移行し、資源の効率的な利用を増やす取り組みとして「EUグリーン・ディール」の宣言をしました。
- 2050年までに温室効果ガス純排出量削減
- 資源利用から切り離された経済成長
- 人も場所も取り残さない
Bonaは、製品・素材・資源の価値を可能な限り長く存続させ、廃棄物を最小限に抑えることで、クリーンな循環型経済の構築に貢献します。