傷んだ弾力性床材をリノベーションする「Bonaレジリエント・システム」とは

フローリングケアの第一人者であり、フローリング塗料では世界トップシェアを誇るBona社が、これまで積み重ねてきた知識と技術を活かし、フローリング以外の床材に展開できないか研究を重ね、開発したシステム。それがBonaレジリエントシステムです。

レジリエントとは、”強靭な”、”弾力性のある”という意味。つまり、リノリウムや塩ビシート、PVCタイルなど幅広い弾性床材を対象とした、まったく新しいリノベーション&メンテナンスシステムです。

Bonaレジリエントシステムは、傷んだ弾性床材をフローリングと同じように研磨し、塗装し直すことでまるで張り替えたように新品に蘇らせます。これらの床を張り替えるのではなくリノベーションすることで、コスト面だけでなく省エネ効果、CO2排出量削減効果、そして廃材を出さないなどあらゆる面でサステナブルなリノベーションを実現します。

Bonaレジリエントシステムは、これまでになかった画期的でサステナブルなリノベーションです。

対象床材

  • リノリウム​
  • PVCタイル/シート
  • 長尺塩ビシート
  • ラバーフロア/タイル

施工事例

ラバーフロアのカラーリノベーション
弾性床材のスポーツアリーナのカラーリノベーション
弾性床材の体育館のカラーリノベーション
Pタイルのクリアリノベーション
幼稚園のリノリウムのカラーリノベーション
ラバーフロアのクリアリノベーション

施工事例(動画)

環境にやさしい施工方法

CO2を90%削減

レジリエントフロアのリノベーションは、環境面から見ると1㎡あたり1.14kgの二酸化炭素を排出します。新しいフロアへの張り替えが平均11.42kgであることと比較すると、リノベーションの二酸化炭素排出量は10分の1以下であることが分ります。評価には使用するすべての商品、電気、消耗品、廃棄物処理、輸送が含まれています。

90%の省エネ

損傷や摩耗が激しいレジリエントフロアは、従来は張り替えるのが当たり前でした。しかし、最新のメソッドを用いれば、レジリエントフロアは完全に元の美しさを取り戻し、その寿命を大幅に延ばすことができます。

より衛生的なフロアに

床材に継ぎ目や傷があると、そこに汚れがたまったり細菌が増殖してしまいます。施設の安全性、健康、清潔さを保つことは最優先事項の一つであり、Bonaはそのお手伝いができます。Bonaレジリエントソリューションは、モノリシックな床材表面を作り出し、バクテリアや汚れが隠れる場所をなくします。フロアのリノベーションは、施設の衛生的な特性を向上させるという目標達成の、新しくシンプルな方法です。

TRBA250の基準に従い、Bonaは継ぎ目のある床材をBonaレジリエントソリューションでコーティングすることで、衛生的な特性が改善されることを証明する研究を外部の第三者機関に依頼しました。

バイオロードと蛍光顔料を組み合わせ、UVライトを照射することで、床のどこにバクテリアが隠れているかを浮き上がらせます。右写真は、無処理の床とBonaレジリエントソリューションでコーティングした床の汚染レベルを比較し、細菌やバクテリアの減少を示したものです。